2009年02月22日

うつり香 のこり香 (6)はじまり

○はじまり


おそらく、
これは、
atmosにとって、
「はじまり」なのかもしれません。

atmosは、
特に伝統に詳しくはありません。

それほど興味を持っていたわけではありません。

ただ、古典文学は好きです。
古語も好きです。
今回も、古語で詩を作りました。

日本の楽器も好きです。

ですが、その程度です(笑)

今回の企画のために、
日本の着物について、
糸について、
織物について、
調べてゆくうちに、
興味が湧いてきました(笑)

今回は、
僅か10分の作品ですが、
ライフ・ワークともなりうるような、
深い題材です。

これから、
皆さんのご協力を仰ぐことになると思います。

宜しくお願いします。

うつり香 のこり香 (5)「出演者」と「日本ということ」

○「出演者」と「日本ということ」


出演される方は、
ほとんどが舞台系が初めなので、
極めてシンプルにしました。

身体表現のプロフェッショナルではありませんが、
生活の中に現れる「所作」をクローズ・アップする、
というテーマを設けたので、
長く主婦をされてきた方々の「想い」のようなものも、
表現されるのではないかと、
期待しております。

日本の伝統を伝えるという意味では、
能・歌舞伎などの伝統芸能や、
和服の世界に、
プロフェッショナルが、
たくさんおられます。

その方々が、
それぞれに伝えておられると想います。

ですが、
それは、芸の世界を通して、
和を伝えるということなのではないでしょうか。

そして、そこは、
圧倒的に男性の占める割合の高い世界なのではないでしょうか。

そこには現れない、
生活や生活の中から、
ほのかに立ち上る何か、
歴史書の中に、
あまり残されることのなかった生活や、
女性の「想い」などの、
断片を感じ取っていただくきっかけとなることを願っています。

atmosは伝統の担い手ではありません。

でも、
日本という現象は、
一つの形で表されるものではない気がします。

目に見える何かだけでは、
表しきれない気もします。

それは、
気候や土地などの、
風土であったり、
気風であったり、
言葉であったり、

伝統の奥に、
生活の奥に、
もっと深い何かが潜んでいる、
そんな気がしています。

今回のatmosの音楽も、
特に日本の楽器や音は含みません。

ただ、
atmosは、
絵画や文学を通して、
その奥の何か目に見えないものを感じてきました。

それは、日本に限定できるものではないかもしれません。

もし、
それが表現できるとしたら、

いえ、
表現するのではなく、
おそらく香りのように、
ほのかに立ち上るようなものなのかもしれません。

観終わった後に、
直接、和を感じた訳ではないが、
後味や、記憶として、
なんとなく「和」というものを、
感じていただけたら、

というのが、
もう一つのテーマです。

うつり香 のこり香 (4)いきさつと演出

○いきさつと演出


あるきっかけから、
和服を洋服にリフォームされ、
日々着用され、
広める活動をされている道子さんにお会いしました。

2007年に訪れたスペインで
イベント開催されるということでした。

道子さんのリフォーム作品に触れているうちに、
atmosの「音」の作品が生まれました。

道子さんに聴いていただくと、
イベントの核にしたいとのことでした。

では、
ということで、

昨年の10月頃から、
舞台のイメージを固めながら、
絵コンテを描いたり、
音作りをしたり、
朗読用に詩(のようなもの)を作ったり、
と仕事も忙しかったはずなのですが(笑)

気が付くと、

朗読用の詩は、
原稿用紙10枚ほどの分量に(笑)

音楽は、
舞台用に、
90分も作ってました(笑)


その間に、
イベント全体の時間の都合から、
atmosの企画は、10分ということになりました。

また、
3月末のスペインでの本番の前に、
2月28日に東京で公開リハーサルを行うことに決まりました。

来られるお客様に、
公開リハーサルというのも失礼なので、
東京でのイベント用に演出も考えたのですが、
スペインでの本番とまったく同じ演出ということに決まったので、
かなりシンプルな演出となっています。


atmosは、
仕事の都合で、
スペインには行けません。

できれば、
atmosの即興演奏をコラボレーションしたかったのですが、
スペインでの公演通りということで(笑)

CD作品でのコラボレーションとなりました。

うつり香 のこり香 (2)会場マップ



○会場マップです

うつり香 のこり香 (1)プログラム

うつり香 のこり香 (1)プログラム
atmos参加のイベント告知です。


・和服を洋服にリフォームされている道子さんのファッション・ショーとライブイベントが開催されます。


atmosは、
オープニングの10分間を企画させていただきました。

タイトルは、
「うつり香 のこり香」です。

あるきっかけから、
和服を洋服にリフォームされ、
日々着用され、
広める活動をされている道子さんにお会いしました。

着物をリフォームして着るということを、
「過去と現在をつなぐ行為」と考えました。

道子さんがリフォームするのは、
箪笥に眠っていたり、
縁日・市・フリマなどで売られていた着物です。

もしかすると、
母娘何世代にも渡って
大事に所有されてきたものかもしれません。

もしかすると、
江戸時代、
もっと遡るものもあるのかもしれません。

誰かが着た痕跡が残っているかもしれません。

文学的な感情かもしれないですが、
所有された方の「記憶」「想い」だけでなく、
着物が出来上がるまでに携わった方の「記憶」「想い」、
なども残っているのではないだろうか。

むしろ、
それを感じたい。

そして、
それを身に着けた方の「記憶」「想い」、
なども現れるのではないだろうか。

そのように考えて、
企画しました。

そこから生まれたのが、
「うつり香 のこり香」というタイトルです。

振り付けや朗読は、
出演者の即興性に委ねました。

本番が楽しみです。



○プログラム
@「うつり香 のこり香」(atmos企画のオープニング・イベント)
 (道子さんの服とatmosの音楽とのコラボレーション)

A「ファッション・ショー」
 (道子さんの作品のファッション・ショー)

B「ペール・オレンジ ライブ」
 (道子さんの娘さん二名参加のポップな主婦バンドのライブ)

C「ラナ・リディム ライブ」
 (道子さんの娘さん一名参加のアフリカン・パーカッションのジャンベ・グループのライブ)



○日時:
・2009年2月28日 19:00〜19:10
(fashion-show&concert 19:10〜21:00)

○場所:
・ベルブホール(ベルブ永山5階)
 多摩市永山1-5 042-337-6661 京王永山駅徒歩3分



●衣裳:
・道子さん

●出演:
・道子さん、他6名

●企画/演出/構成:
・atmos-sphere 

●音楽/小冊子作成:
・atmos-sphere
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